1アマとエクストラに見る
日米免許制度の違い
-- あくまでも合法運用することを前提に --
日本における1アマ
 1kW出力局を開設できる資格ではあるが、日本では200W超の無線局を 開設するためには検査があるので容易に開設することが出来ない。そのため多くの場 合無検査の200W以下の局を開設する事に甘んじている。
 200W以下の局を開設する事を余儀なくされている1アマは、200W局なら 2アマでも開設できるため、1アマを持っている事の効果は何も発揮できていない ストレスがある。

米国における日本人1アマ
 包括免許の米国においても、外国人には自国の免許を適用するため、日本で 200Wの局を開設している者は200W、日本で50Wの局であれば50Wでしか 運用できない。
 ということで、国内で1kW局を開設している者との差は米国に於いても無くならな い事からストレスはさらに大きくなる。

 また、これは1アマにだけ言える事ではないが、米国内においては米国の免許が適用 されるので、例えばテクニシャンだけ合格した人は日本の免許が何であれ、つまり 日本ではHF・1kWや200W局を開設していても、米国ではVUにしか出られない。 米国でストレス無く運用するためにはエクストラは必須である。


米国における米国人1アマ
 米国では自国の資格を優先するという当たり前の制度を取っているので、 日本の1アマを持っていたとしても、米国の資格がテクニシャンならVUにしか出ら れない。外国資格が有効なのは外国人だけである。

日本における日本人エクストラ
 日本では、日本の資格が何であれエクストラは1アマ相当として1kW出 力局を開設できる資格である。しかし、日本は検査があるので1kW局は容易に開設 出来ない事は1アマと同じである。
 しかし検査を受ける事ができる環境にある者は日本の資格には拘束されないので、 例えば3アマ、4アマであっても1kW局を開設できる。
 そして、そのようにして1kW局を開設している、いわゆる「3アマ・エクストラ kWer」は結構居るようである。(あくまでも噂)
 こういった事から、エクストラの試験が簡単だと思う1アマのストレスはさらに 大きくなる。

米国におけるエクストラ
 日本人でも米国人でもオールバンド・1.5kW局を開設運用できる。完全 な包括免許であり資格を取った瞬間から自由に運用できる。

ということで
 多くの人が(負け惜しみで?)簡単だというエクストラを取って1アマ相当 になりましょう。エクストラを持っていればグアム・サイパンへ行った時には無条件で 1.5kWの運用が出来ます。1アマ資格では合法最大1kWですからその上(世界 最大)を行きます。
 1アマを持っていてもまだ1kW局が開設できず、何れ環境が整ったらと考えている 人も、エクストラを取っておけば何時でも米国領で1.5kW運用ができます。
 また1kW局が開設出来そうな環境に住む3、4アマの人達は、馬鹿高い受験料の 2アマ、1アマなどを取るよりは、約¥1500と遙かに安上がりなエクストラを取り ましょう。そして合法1kW局を開設して近所のOMのストレスを高めましょう。
 多くの人が言う通り、エクストラに至る試験は中学校で習った程度の英文が読めて、 少しの無線運用経験があれば合格できる簡単な試験です。

しかし
 日本という国は主体性の無い国です。米国では自国民には自国の資格を要 求するのに、我が国は自国の資格よりも他国の資格を優先するというのですから。
 日本は、いっそ従事者免許制度を廃止して米国の資格に一本化した方が行政改革にも なるのではないでしょうか。米国の資格試験はVEがやりますから、役人の天下り先で ある試験機関の仕事は減りますが、アマチュアの試験が無くなって収入が減る分、プロ 資格の受験料を高くすればいいだけのことですから大して困る事はないでしょう。

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