JARLのアマチュア無線技士無線従事者制度の再編成【案)について

今回JARL九州地方本部の公式サイトで以下の情報が公開されました。
http://www.jarl.com/kyushu/sin.html
しかし何故か今は削除されてしまいましたが、キャッシュには残っています。
http://youkai.net/cache/9shuu.html

◆アマチュア無線技士無線従事者制度の再編成【案)

*電気通信術(すべて試験無し)
 第一級::第一級、第二級が統合
 従来の第三級::第二級とみなす(100W以下18MHz以上又は8Mhz以下)
 従来の第四級::第三級とみなす( 20W以下21MHz以上又は8Mhz以下)

 <抜粋してあります、条件や変更があるかも知れませんあくまでも案ですから!>

 九州地方本部の公式サイトでの公表ですから、これはきっと公式なものなのでしょう。
そして、まさか1地方本部がこんな案を作成する事は考えにくく、つまりJARL本部案なのでしょう。 九州地方本部長あたり宛に届いた理事会審議事項か決定事項を、嬉しさあまって公表しちゃった というところではないでしょうか?。

JARLで正式に検討されているということは、公式HPの管理者の掲示板での以下の発言で裏付け られています。

アマチュア無線の資格移行案について 投稿者:JA6EYH 門村  投稿日: 7月26日(月)21時09分16秒

 各位、九州地方本部HPを本部長の下管理をしておりますJA6EYHです。 この度私JARLの案として検討されている事項の一部を記載いたしましたところ、 大変反響を頂き困惑いたしております、又後悔いたしております。この度投稿いただきましたご意見を、 まとめて、おりますので、このあたりで、この件に関して、終了させていただきます。あくまでも案で したので、議論には、値しないと思いましたが、軽率でした。 尚掲示板の利用に関して、今後とも宜 しくご指導お願い致します。尚この件に関して削除させていただきます。

 見たところ、案は2アマだけ大優遇、3、4アマはほんの少し のおこぼれを頂くといった内容になっています。 つまり、

1アマ::無視
2アマ::何もせずに棚ボタで1アマ昇格、電力は5倍
3アマ::ついでに2アマという名前に変更、パワーはたったの2倍、周波数は現3アマと同じ
4アマ::おまけで3アマという名称に変更、パワーはたったの2倍、周波数は現4アマと同じ

 といった事から考えると、何やら2アマの誰かを救済するのが目的のようにも思えて来ます。 ま、それはともかく、このようなフザケタ案でも総務省に提出されれば、その通りになってしまう 事も考えられます。

そこで本日(7月27日)、総務省へ電話して確認してみたところ「JARLはアマチュア局を 代表しているとは言い切れないから、要望が出てもそのまま通るかどうかは分からない。要望を 見た上で改正が必要と判断されれば参考にするかも知れない。」と、ごもっともなお話であった。
 さすがは総務省、現在のJARLの状態を良くご存じで・・・。

8月26日追記:
 総務省はJARLをアマチュアの完全な代表と認めていないと思って安心していたら、またまた 天下りが発表されて総務省の元部長が事務局長に就任してしまった。

http://youkai.net/cache/amakudari.html

 役人も表面的には調子の良い事を言いながら実際はこのように癒着しているのである。

 JARLのような単年度赤字でボロボロになりつつある法人が、高給の天下りを迎えると言うこ とは皆さんご承知の通り、その元役人のレベルに応じた役所への影響力を買うということです。 その影響力レベルは元役人の地位によって決まっている事もご承知だと思いますが、果たして今回 の元部長はどのくらいの力があるものか?。

 相当大きな力を持っているとすれば、今回の理不尽な統合案 も通してしまう恐れも出てきた。総務省への要望なんか敵に助力を要請するようなものでアホらしい 事なのかも知れないと思えて来た。

 それはともかく、この天下り事務局長も2〜3年後には高額退職金を受け取ってJARDあたりへ 渡るのか?それとも専務理事か?。著しい会員減少で苦しい財政のJARLが大した大盤振る舞いを するものだ。この天下り事務局長が辣腕で、理事達を差し置いてJARL改革をバンバンやって、 アマチュア人口やJARL会員大幅増でもやれるのなら結構な事であるが、JARLあたりへ下って くる役人にはとても期待できないだろう。

 この話と若干関係するJARLの凋落ぶりを示すデータがキャッシュの下の方にある。 「平成14年度末のアマ 無線従事者数と平成15年度末のアマチュア局数」の表であるが、従事者数は年々増加して いるので左から右へ年数が刻んであり右肩上がりの通常表示。
 ところが無線局数は年々激減しているのだが、表ではやはり右肩上がり つまり見た目に良いように年数が逆に刻んであるのである。姑息な手段を使うものである。(笑)

 しかし黙っていたのではJARL案がたたき台になる事も予測されるから、ここは一番、パブ コメになる前に声を出しておいた方がよかんべと、要望文をしたためてみました。パブコメが出て からではセレモニーにしか過ぎないので、パブコメ以前の行動こそが大事です。

 現在役所は「電子政府」とやらで、インターネットなどによる要望書を常時受け付けています。 江戸時代の昔なら直訴なんぞしようものなら一族郎党引っ捕らえられて、市中引き回しの上獄門 磔、釜ゆでなどになってしまったものですが、平成の世の中はそんな心配はありませんから自由に 要望してみましょう。

 要望のやり方は非常に簡単で次のリンク先でフォームに記入してクリックするだけです。メアド を書いておくと瞬時に受け付けられたというメールが届くはずです。

http://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose

ついでに2000文字以内に収まる要望例も書いておきますので参考にして下さい。
(無断使用可)

総務省総合通信基盤局 電波部 電波政策課
        無線従事者免許制度担当者 様

 アマチュア無線技士の従事者免許制度につき要望いたします。

 先日、日本アマチュア無線連盟(以下JARL)九州地方本部のホームページの新着情
報ページに以下の情報が掲載されておりました。(現在はその部分は削除されております)
九州地方本部ホームページのURL:http://www.jarl.com/kyushu/sin.html
キャッシュされたものがありますのでこちらで確認できます。
http://www.google.co.jp/search?q=cache:c5ReUA_x6JAJ:www.jarl.com/kyushu/sin.html
+&hl=ja&ie=UTF-8&inlang=ja

 内容は
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◆アマチュア無線技士無線従事者制度の再編成【案)
-------------------------------------------------------------------------------
*電気通信術(すべて試験無し)
 第一級::第一級、第二級が統合
 従来の第三級::第二級とみなす(100W以下18MHz以上又は8Mhz以下)
 従来の第四級::第三級とみなす( 20W以下21MHz以上又は8Mhz以下)

 <抜粋してあります、条件や変更があるかも知れませんあくまでも案ですから!>
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 となっております。(案)となっており、抜粋してあるという事は、もっと多くの内容が
書かれた再編成案が作成されている事をうかがわせます。
 再編成はJARLが勝手に出来る事では無く、総務省で無ければ出来ないことですから、
作成された再編成案は総務省に要望として提出されるものと考えられます。
 そこで、日本のアマチュア無線家の一部で構成されているに過ぎないJARLの、さらに
一部の会員の要望が受け入れられて、総務省の再編成案が作成されるような事になってはな
らないと考え、JARL案が採用されないよう、ここに要望する次第です。

要望1、

 電気通信術の試験は、最高資格である第一級アマチュア無線技士の試験には速度は5WPM
に落とすにしても存続させるようにして頂きたい。

理由1、

 モールス字号による通信は、他の業務では消滅しつつありますが、効率を追求する業務と
違うアマチュア無線くらいに残しておかないと、100年もすれば完全に消滅するおそれが
あります。廃止要望者は「残る」と言いますが、長い年月で考えれば、今試験を無くせば必
ず廃れます。電気通信の原点であるモールス通信は、他国で廃れても我が国は未来永劫残す
べきと考えます。

要望2、

 今後どのように再編成されるにしても、現行制度で取得した資格は、新しい制度の資格に
併合する事なく、なお現行の操作範囲に留めるようにして頂きたい。

 新しい制度での資格と現行制度の資格がそれぞれ別の資格として存続するようにして頂き
たい。

理由2、

 上記JARL案によれば、現行の第二級を意味もなく昇格して第一級にして欲しい、第3
級も第四級も同様に意味もなく昇格して欲しいという甘えた要望であり、昇格して操作範囲
が拡大されても良い正当な理由は見つかりません。

 例えば第二級の有資格者は何もせずに第一級に昇格されるとしたら、今まで行って来た第
一級の試験は、課す必要の無い無意味な試験であった事になり、現行制度を否定するものに
なります。現行制度下で努力して第一級を取得した者をあざ笑う事になります。もしそのよ
うな事が行われれば国民の努力する心を衰退させるものとなります。そのような「棚からぼ
た餅」的施策は行わないでください。

 新旧資格が別のものとして有れば、行政事務の面では旧資格の新資格への書き換えなどと
いった煩雑な手続きはやらないでよくなります。

 もし資格が昇格された場合、「旧資格を新資格と読み替える」ということにしても、読替
に満足しない多くの人の無線従事者免許証再交付申請が殺到するでしょう。一時的にでも事
務処理が増加して税金を使わざるを得なくなるでしょう。そのような事態は避けるべきです。

 米国では資格制度の変更後も、旧資格はそのままの操作範囲の資格として有効です。米国
に追従しなければならない事はありませんが、良い所は参考にすべきと考えます。

 もし制度改編を行う場合は、現行の資格は現行の操作範囲のまま残し、新しい制度の資格
は新しい操作範囲にする。といった、ごく当たり前の施策をしてください。

以上、要望申し上げます。

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